SnapGrip(の類似品)を買ってみました
こんにちは、本ブログの管理人のえるです。
えるは普段あまり写真を撮らない人なんですが、最近たまたま出張や旅行が重なってたくさん写真を撮る機会がありました。前々から気になっていたもの(「磁気カメラハンドル」)があったので、この機会に購入してみることにしました。はてなブログを始めてこの記事で初めて写真を投稿したんですけど、撮るのへたでごめんね。
SnapGripと類似品
SnapGripについてはスタパ斉藤さんの記事を見てください。
iPhone用MagSafeグリップ、ShiftCam「SnapGrip」がスゲくイイ!!! - ケータイ Watch
これすごくいいと思いません?でも貧乏なえるには高価すぎる……。とても手が出ません。
でもある人にAliExpressに類似品があることを教えてもらいました。こちらは送料込みで1,500円ちょっと。これならえるにも買えそうです。アリエクで買い物するのは初めてなのでちょっと不安ですがなにごともトライです。
商品の到着まで
クレジットカードで決済するのはちょっと不安だったのでPayPalで送金して待つこと約3週間、ようやく到着しました。でも待っている間は結構ドキドキでした。アリエクからは2日に一度くらい配送情報の更新メールが届くのですが、
- 「お住まいの国・地域に到着しました」(える: 日本に着いたのね)
- 「現地配送センターに到着しました」(える: 通関してヤマトとか佐川の配送センターに到着したと言うことかな?)
- 「通関手続きが完了しました」(える: え?まだ通関してなかったの?じゃあ前のメールは何?)
とステータスが変わっていって「あれ?逆に戻っていない?」とすごく不安になりました。ウェブ上のトラッキング画面を見ても通関以後は更新されなくなってしまい心配でしたが、無事に受け取れました。注文時の配送予定日からは2日ほど遅れました。
ファーストインプレッション
すごく…チープです(笑)
商品画面の印象ではラバー素材のようなものを想像していましたが、プラスチックでまるで小さな男の子のおもちゃのような安っぽい素材です。綺麗かなと思ってブルーを選んだのですが失敗しました。これなら黒とかピンクの方が良かったかも。いや、どっちでも同じか……。
グリップの部分にはフェイクレザーっぽい素材が貼ってあるのですが、断面の白い部分が見えていてさらに安っぽさに拍車をかけています。
軽いです。本体だけの実測値で約63グラム。本家(?)のSnapGripと違ってモバイルバッテリーを内蔵していないからこその軽さです。これならずっとつけっぱでも負担にならなさそう。
磁石はしっかりしています。グリップを持っての撮影中、ちょっとした衝撃で不意に外れてスマートフォンが落下するようなことはなさそうです。
ちなみにえるが使っているスマートフォンはiPhone SEです。MagSafeには非対応なので、ESR HaloLockユニバーサルリングをスマートフォンケースに取り付けて磁石にくっつくようにしています。この手の後付けリングはQi充電に干渉するものもあるらしいのですが、えるが使っているESRのリングでは特に不都合は起こっていません。
Qi充電機能
この磁気カメラハンドルにはQi充電機能のついているモデルとついていないモデルがあるのですが、せっかくなのでえるはQi付きのモデルを選びました。
グリップの底部にUSB-Cポートがあり、ここからBluetoothシャッターのバッテリーとQiに給電します。スマートフォンにくっつけた状態で電源に接続すると充電開始です。特にスイッチのようなものはありません。充電中はLEDが赤く光ります。Amperesというアプリで充電効率を測ったら3.75Wで、普段使っているエレコムのQi充電器とほぼ同じでした。
カメラグリップとBluetoothシャッターとして
チープさを除けば、カメラグリップとしての使い勝手は申し分ないです。とても持ちやすい。クリップでスマートフォンを挟むタイプのグリップと違って、縦位置、横位置を自由に変えられるのがすごく便利。
Bluetoothシャッターも簡単にペアリングできました。
最後に
買いか、そうでないか、2つにひとつで答えるなら「買い」です。
見た目の安っぽさを除けば、本来のカメラグリップ、Bluetoothシャッターとしての機能は申し分ないです。スマートフォンを使っての撮影体験の質は間違いなく向上します。モバイルバッテリー機能はありませんが、その分重量が軽いのでこれはトレードオフですね。えるにはモバイルバッテリー機能は不要なのでむしろ軽い方がありがたいです。いらない機能がついて重くなったものに1万円以上出すか、チープだけど必要最小限の機能のものを1,500円で買うかと言われれれば断然後者です。
欲を言えばグリップの底部に自撮り棒などに取り付けられる1/4ネジ穴があれば良かった。そうすれば三脚などに固定して使うとか色々用途の幅を広げられたのではないかと思います。ただし自撮り棒や三脚に取り付けて使用すると本体のBluetoothシャッターを押せなくなるので、別途リモコンシャッターを用意する必要がありますけど。本体のBluetoothシャッターもマグネット式で取り外せるようになるといいなぁ。